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童貞見聞録

アラサーのセクシャルマイノリティ童貞野郎が心に移りゆくよしなしごとをそこはかとなく書きつけるブログ

はじめに

僕は童貞である。

それも三十路を目前に控えたそれなりに年季の入った童貞である。

何故こんな事態になったのか。

 

 

世間的にはこの歳まで童貞であることは珍しく、どちらかと言えば恥ずべきことのように扱われることが多い。
生殖行為は、ホモサピエンスにとって最も重要かつ基本的な営みの一つであり、若くて健康な内に子孫を残そうとすることは当然である。
しかし、僕自身は、これまでの人生において、特別童貞であることに焦りを感じることもなければ、強い性的衝動に駆られることもなかった。

 

一つには、少し変わった性的嗜好(同性愛と異性愛の中間)が関わっていると思うのだが、最近いくつかの出来事から、自分にはもっと別の問題がかなり根深くあると考えるに至った。
実は、その問題について、僕自身もまだ整理できていなくて、性的嗜好も含めて、現実世界では誰にも明かしたことがない。
それに、性格の問題も有るが、顔の見える状況ではどうしても世間体や常識が気になって、嘘を吐いているような誤摩化しているような感覚が消えない。
そこで、まずは匿名の下、不特定多数の人々の目に晒される場所で文字に起こすことで、自分が何者であるか、素直に見つめ直したいと考えた。

 

これが「童貞見聞録」というふざけた名前で記事を書こうと決めた動機である。
30を前にして「童貞であることに焦りを感じない自分」に焦ることもなくなり、今ならば何となくまとめられそうな予感が有る。
この活動を通して、ある種の結論めいたものが得られた時には、本名の自分でも人に話せるようになるかも知れない。

 

本来の目的からすると、「見聞録」というよりは、「自省録」の方が近かったかもしれない。
ただ、僕の僕による僕のための僕に関する記事だけではなくて、僕の立場から世の中がどのように見えているか、世間の出来事についてどのように思うか、ということも書いておきたいと考えている。
そうすることで、逆に僕自身のことが明らかになることもあるだろう。
それに「見聞録」の方が語呂も良い。

 

というわけで、これから、自分自身のこと、そして自分から見た色々について、できる限りありのままの考えを書いていきたいと思う。
このような記事を書くことは僕にとって一つの挑戦で、節目になると思っている。
仕事が忙しくなれば、更新が難しい時期もあるだろうが、なるべく継続していきたい。

実は、この記事は別のところで一度ブログにしていたのだが、思うところあってこちらに移してきた。
前の場所は実質的に非公開の状態だったため、本来の目的からずれつつあったからだ。
しばらくは以前の場所からの移行作業を進めながら、新しい記事を書いていくつもりだ。