童貞見聞録

アラサーのセクシャルマイノリティ童貞野郎が心に移りゆくよしなしごとをそこはかとなく書きつけるブログ

アシタカへの誤解

新型コロナ騒ぎの煽りを受けて、映画館では新作映画がほとんどかからない。
そんな穴を埋めるべく、現在、ジブリ作品がリバイバルで公開されている。

theater.toho.co.jp実を言うと、この4作品の内「千と千尋の神隠し」以外、劇場で観たことがなかった。
もちろん、他の3作品も断片的にはテレビ放送などで観てはいた。
しかし、真面目に全編通しては観たことがなかった…のだと思う。
と言うのも、映画館応援を兼ねて数日前に「もののけ姫」を観てみたところ、それまで持っていた印象ががらりと変わってしまったのだ。
自分は、アシタカというキャラクターの意味を全くはき違えていた。

今回は、感想も兼ねて、そんな恥ずかしい勘違いをまとめておこうと思う。
公開から既に20年以上が経過しているし、今更ネタバレもないと思うので、内容に踏み込んで書くことにする。
それにしても、あまり思い入れはないつもりでいた「もののけ姫」ですらこれなのだから、「風の谷のナウシカ」を観たときには一体どんな感想になってしまうのか、今から恐ろしい。
本当はほぼ初見の「ゲド戦記」で記事を書こうと思っていたのに。

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ポスドクからの進化過程

最近、以下の記事をとても興味深く読ませてもらった。

www.ki1tos.com

一応僕も普段は研究者の端くれとして飯を食っているので、この問題についてはいつか触れておくべきかと思っていた。
書かれていることについて、ほぼ僕の感覚に近かったので、やはり業界が違っても状況はそう変わらないらしい。
カウリスマキ監督贔屓の僕にとって、お名前にも勝手に親近感)
ただ、大きく違うことと言えば、僕には彼ほど「自分の研究」に対する情熱や「大学教員」に対する憧れが元々なかった、ということだろうか。
(僕の博士号取得までの道のりは以前の記事にまとめている)

自分の場合の状況を少し整理してまとめた上で、なぜ自分が博士号をとってアカデミックの世界に残っているか、現時点の考えを書き留めておこうと思う。
僕の場合、厳密には大学教員ではないので、敢えて広く「アカデミックの世界に残る」と書いている。

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「徹子の部屋」2018年BEST3

2020年になって今更2018年か、という気もするが、実はちゃんと決めておいて書いていなかったので折角だから吐き出しておく。
ちなみに2019年はまだ迷っているので、時間がかかるかも知れない。
でも、そろそろ録画用HDDの空き領域を増やしたいので、そっちもさっさと成仏させたいところだ。

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Time

ここ数日、宇多田ヒカルの新曲「Time」ばかりを聴いている。


宇多田ヒカル 『Time』Official Audio(Short Version)

宇多田ヒカルの登場によってR&Bを知り、以来ずっと心と体を揺さぶられながら成長してきた身として、最初の一音からもう痺れまくっていた。
宇多田ヒカル小袋成彬という組み合わせは、やはり最高である。

僕が大好きな彼女の詩も、今回はかなりシチュエーションが意識されたものになっていて、ドラマ「美食探偵」とのタイアップと言うことでそのキャラクターに寄り添ったものなのだと思う。
「と思う」と書いたのは、僕自身このドラマを未視聴なために実際のところは良く分からない。
わざわざLyricサイトまで準備されているところをみると、どうやら運営サイドとしてもこの詩に対する熱量が高いように思える。

www.utadahikaru.jp

新鮮なうちに感想を残しておこうと思う。
ただ、何度も何度も聴いている内に、また僕の悪い癖で、妄想がはかどってしまった。
流石タイアップと言うだけあって、そういった裏設定を付けたくなるようなドラマ性をもった歌詞なのだ。
というわけで、後半はほぼ気持ちの悪い妄想が書かれている。

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ハロプロにおける名前問題

ハロプロについては、熱くなる、ちょっと冷めるを繰り返しつつ、ずっとライトに追いかけ続けている。
熱くなるタイミングとしては、割と精神的に疲れているタイミングが多いので、逆にそれがバロメータになっている。
YouTubeで再生回数が増えてきたら危険なサインなので少し休もう、みたいな。

ハロプロにハマったきっかけでも書いたように、僕は、別にいわゆるガチ恋のような感じのファンでは全くない。
元々好きな人間観察の延長として、人材の宝庫であるハロプロを気に入っているに過ぎない。
なので、基本箱推しである。
もちろん、箱の中で特にこの子が気になるとか、この子はそこまで…というのはある。
でも、全体としてのバランス(本当はバランスが一見悪そうに見えるところが魅力なのだけど)や人材間の化学反応みたいなところが一番そそられるポイントなのだ。

というわけで、ハロプロのメンバーについては、基本全員一周する。
流石に研修生までは追いかけられていないけれども、ハマって以降デビューしたメンバーに関しては一通りチェックしてきた。
そんな中で良く思うのが、ハロプロメンバーの名前の凄さである。
今回は、特に凄いと思う名前のメンバーを挙げつつ、その魅力をまとめておきたい。

 

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惚気話の料理法

少し前に、同僚が結婚した。

相手は同じ研究室の後輩とのことで、この業界の良くあるパターンだ。
西の方の大学出身で、その彼女も修士号をとった後にそっちで就職。
しばらくは遠距離で付き合っていたところ、彼女の関東圏での転職が決まり、良い機会なので籍を入れた、ということだった。
何から何までそつなくこなす彼らしい、非常に明快な結婚の理由であった。

同僚として勤め始めてから2年強、特に最初の一年は同じプロジェクトに携わっていたこともあって、彼と話す機会は多かった。
その中で、当然、交際中の話も聞いていたし、互いの両親への挨拶やら新居選びやら式の準備やら、段々と忙しくなっていくのを全く参考にする予定もないのにふんふんと相槌を打っていた。

世間的には嫌がられるのかも知れないが、僕は、いわゆる惚気話にそれほど抵抗はない。
もちろん四六時中そんな話をされていたら辟易するかも知れないが、昨日こんなことを話したとか相手のこんな部分が好きだとかって話は、結構面白いと思う方なのだ。
彼は割とそういうことも話してくれるので、いつも楽しませてもらっていた。

 

ある日、彼からいつものように惚気に近い話を聞いていた時に、とある遊びを発見してしまった。
遊びというよりもコツだろうか。
そのコツをおさえると、何と、ただの惚気話が2倍も3倍も面白くなるのだ。
個人的には、かなり画期的なライフハックだと思っているので、ここにまとめておこうと思う。

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アニメに潜むノイズ ~ SHIROBAKO x 映像研には手を出すな!

新型コロナ騒ぎを受けた外出自粛のために、自宅で過ごすことが多くなった。
出かけられないとなれば、皆やることは同じである。
僕も、いわゆるサブスクによって映画やアニメを見る機会が増えている。
これまで友人や同僚から薦められてはいたけれども観ていなかった作品なんかを端から観ている感じだ。
その中で、自分がハマる・ハマらないアニメには、結構つまらない規則性があることを発見した。
薦められたのは、いずれも傑作の呼び声高い作品ばかりである。
それが、割としょうもない理由で自分が乗れていないことに気が付き、自分はアニメを観るの向いてないんじゃないかと思っている位だ。

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