童貞見聞録

アラサー超えてアラフォーのセクシャルマイノリティ童貞野郎が心に移りゆくよしなしごとをそこはかとなく書きつけるブログ

漫画・アニメ

2024年4月19日

ようやく肩の荷が降りた。今日を乗り切るために、この1ヶ月くらいは頑張ってきたのだ。色々とトラブルはあったけれど、何とかクリアできた。本当に良かった。とは言え、来週は来週で色々と待っている。そんなにのんびりもしていられない。後輩の一人が面倒な…

2024年2月27日

先月から「動物のお医者さん」の新装版が1ヶ月に1冊ペースで発売されるキャンペーンが始まった。 natalie.mu もはや古典的名著に近い有名漫画。この作品をきっかけに、北大獣医学部を目指す若者が増え、ペットしてのハスキー犬がブームになったと言う。自分…

欲望を手放すな ~ダンジョン飯 x さらざんまい

アニメ版「ダンジョン飯」、毎週楽しませてもらっている。原作からのファンとしても、アニメとして動いている主人公パーティーが見られるのはとても嬉しい。先日の日記にも書いたけれど、原作が大団円のラストを迎えたタイミングでのアニメ放送は、本当にタ…

2024年1月5日

ずっと楽しみにしていた「ダンジョン飯」のアニメ第1話を観た。先日、原作の漫画がついに完結を迎えて、それが最高だったのでちゃんと感想をまとめようと思っている内に、アニメの方の放送が始まってしまった。このままだとまとめない内に最終回を迎えてしま…

2023年12月7日

昨夜このブログに日記を書いた後、「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」を観てきた。 www.youtube.com 水木しげる先生の生誕100周年記念として作られたゲゲゲの鬼太郎シリーズの劇場版。まだ目玉になる前の親父に焦点を当てて、鬼太郎が産まれるきっかけとなった出来事…

2023年12月4日

自分の段取りの悪さのせいで、打ち合わせが紛糾してしまった。それほど重大なことではなかったはずだが、言われた当人が可哀相だった。もちろんフォローは入れたが、ちゃんと復活してくれるか少し心配している。 段々と年齢を重ねたせいで、例えグループで進…

2023年11月12日

充実した昨日の打って変わって、ほとんど配信でアニメを観るだけの無為な一日だった。いや、アニメを観ているだけ良かったのかも知れないけれど、原作を一回読んでいる呪術廻戦の新シリーズを最新話まで観ただけに近いのでそれほど新鮮味もなかった。 何せい…

2023年11月7日

ワークライフバランスという言葉を強く意識する瞬間がある。自宅の本棚を見る時である。僕の家の本棚には、同じ巻の漫画が幾つか並んでいるのだ。これを苦々しく見つめる時、その言葉がいつも浮かんでくる。 昔から漫画が好きで、電子書籍がどんどんと幅を効…

水は海に向かって流れる

「水は海に向かって流れる」が完結した。 知ってはいたがしばらく買えず、遅ればせながらこのタイミングで感想をまとめようと思う。 実を言うと、1巻と2巻を読んだところで一度手放そうと思っていた。そう思いつつ売却用ボックスに入れたまま時が経ったとこ…

One Last Kiss

シン・エヴァンゲリオン劇場版:||を観てきた。自分でも単純だと思うが、久々の記事を書きたくなってしまった。 『シン・エヴァンゲリオン劇場版』本予告・改2【公式】 とは言え、実はまだ一回しか観ていない自分に、他の皆さんのようなレビューが書けるとは…

鬼滅の刃の窮屈さ

鬼滅の刃のおかげで、映画館に人が戻ってきている。 news.yahoo.co.jp つい一か月ほど前までは、映画館に行っても3-4人しかいない状態で鑑賞するというのが当たり前だった。しかし今、土日はおろか平日ですら劇場に人が溢れ、もはや新型コロナ流行以前よりも…

若者を救え! ~ 来る x 天気の子

Prime Videoに「来る」が追加されたそうだ。 と言っても、プライム会員ではないので見直したというわけではない。ただ、Twitter上で話題に挙がっているのを眺めていて、劇場で観た当時のことを懐かしく思い出したのだ。そして、「来る」と同時に、その次の年…

トラウマの変遷 ~ロベルタとヴァイオレット~

相変わらず出かけられない。そもそも梅雨時で、出かけようにも億劫な天気が続いていた。少し前に友人からBBQのお誘いがあったが、それも結局雨でリモートランチ会に変わってしまった。というわけで、在宅勤務も開けて通常通り職場に通うようにはなったものの…

アシタカへの誤解

新型コロナ騒ぎの煽りを受けて、映画館では新作映画がほとんどかからない。そんな穴を埋めるべく、現在、ジブリ作品がリバイバルで公開されている。 theater.toho.co.jp実を言うと、この4作品の内「千と千尋の神隠し」以外、劇場で観たことがなかった。もち…

アニメに潜むノイズ ~ SHIROBAKO x 映像研には手を出すな!

新型コロナ騒ぎを受けた外出自粛のために、自宅で過ごすことが多くなった。出かけられないとなれば、皆やることは同じである。僕も、いわゆるサブスクによって映画やアニメを見る機会が増えている。これまで友人や同僚から薦められてはいたけれども観ていな…

万引き家族における生存戦略

「万引き家族」を観てきた。観たのはもう2週間も前で、僕なりの感想も煮詰まりつつあるのだけれども、一応ここに吐き出しておこうと思う。 作品が公開されればほぼ毎回劇場に足を運んできた是枝監督の最新作。既に、カンヌ国際映画祭でのパルムドール受賞で…

腐女子へのシンパシー

先日、今シーズンのねほりんぱほりんが最終回を迎えた。以前、記事にしたパパ活女子以降も、トップオタやホストに貢ぐ女たちなど、毎回刺激的な内容が続いて、スタッフの皆さんの力量に感嘆するばかりだった。その中で、個人的に最も親近感を覚えたのが、「…

さよならの朝に約束の花をかざろう

相変わらず忙しいのだが、その合間を縫って映画を観に行ってきた。「あの花」や「ここさけ」といったヒット作で有名になった脚本家・岡田麿里さんが監督も務めたという最新作である。実は、「あの花」も「ここさけ」も何となく観る気になれなくて、今回が初…

ファンタジーのリアリズム

研究は、客観的事実を積み重ねて物事に潜む普遍性を見出していく作業である。そうした作業の中での発見は、論文という形でまとめられ、他の研究者に伝えられていく。従って、論文においては、如何に論理的で、かつ、その論理が明快であるかが重要視される。…

KING OF PRISM -PRIDE the HERO-

友人に誘われて、ずっと体験したいと思っていた応援上映に参加してきた。 kinpri.com 劇場版「KING OF PRISM -PRIDE the HERO-」劇場予告 色々と衝撃だった。衝撃が大きすぎてどっと疲れてしまった。日曜の20時の回を友人2人と1, 2杯飲んだほろ酔い状態で…

利他主義の抱える矛盾 〜美しい星〜

父と二人で「美しい星」を観に行ってきた。 父親と二人っきりで出かけるなど、何年振りだろうか。映画まで限定すると、もしかしたら小学生以来かも知れない。最近、懇意にしていた友人が亡くなって、卒寿を迎えたばかりの祖母が気を落としているらしいという…

生と死の不可分性 ~夜明け告げるルーのうた~

先日、「夜は短し歩けよ乙女」の感想をまとめたばかりだが、湯浅監督のオリジナル作品「夜明け告げるルーのうた」が公開されている。先月19日に公開でまだまだ観られるだろうと高を括っていたら、何と残り数日で公開終了と言うことで焦って観に行ってきた。…

コリアン文化の洗礼

右派政権が長期化しているせいか、近年ずっと嫌韓ブームが続いている。本屋に行けば、ヘイトに満ちた煽り文が踊る本が平積みにされていて、何とも窮屈な世の中になったものだとうすら寒くなる。Twitterでもブログでも、定型文のような虚実織り交ぜたヘイトメ…

落語の包容力

僕が落語にハマったきっかけは主に二つある。 一つは、数年前に参加した海外の学会で、ドイツの研究所に勤めるとある日本人の先生に言われた一言だった。 研究者は、噺家でなければならない 意味するところは、理学に携わる研究者は自分の研究を面白いストー…

MW ~エロスとストロゲー~

ずっと読みたいと思っていた「MW」を読んだ。とんでもなく面白かったので、感想をまとめておきたいと思う。 MW 悪魔の化身―悪魔の化身 (My First Big) 作者: 手塚治虫 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2016/07/22 メディア: ムック この商品を含むブログを…

バケツでごはん

去年の年末位に実家を整理していたら、小学生くらいの頃にかなり愛読していた漫画が出てきた。 csbs.shogakukan.co.jp 一世を風靡した動物占いのイラストの玖保キリコ氏による漫画で全8巻。動物たちが、実は、人間と同じような生活を送っている、という設定…