童貞見聞録

アラサー超えてアラフォーのセクシャルマイノリティ童貞野郎が心に移りゆくよしなしごとをそこはかとなく書きつけるブログ

2024年4月18日

どうやら、体が悲鳴を上げているようだ。
先週の土日は、仕事もそこそこにのんびり過ごせたと思っていたが、むしろそれがトリガーを引いた気がする。
気が緩んだのか、体のあちこちに不調が現れている。

思えば、日曜夜の悲しいお漏らし事件は、その狼煙だったのだろう。
昨日くらいまで、胃腸の調子は壊滅的で、まともに食べ物が吸収されていないようだった。
そして歯茎が数箇所腫れ始めて、吹き出物ができ、喉が痛んで、今日は痰と鼻水も追加された。
それでも予定は次々と入り、明日も重要な装置検査が控えていて休めそうもない。
土曜は泊まりで出かける予定が入っているのに、こんな体調で本当に乗り切れるのか。
正直に言って、全く自信がない。

子どもの頃からそうだった。
ラソン大会とか運動会とか、とにかく体を動かすイベントが大嫌いで、土砂降りにならないかとかちょうどよく風邪を引いて休めないかとか、そんなことばかり考えていた。
なのに、結局イベント当日は晴れ渡り、体もすこぶる好調。
終わった後の別の楽しいイベントをモチベーションに、何とか乗り切っていた。
ところが、嫌なイベントが終わると安心するせいなのか、途端に体調を崩す。
あんなに引きたかった風邪に、イベントの後で罹って、肝心のお楽しみには参加できなくなってしまったりする。
自分のことながら、要領が悪いと思う。

人生レベルに拡大しても同じなのか、とたまに恐ろしくなる瞬間がある。
今の仕事を続けて歳を取って、定年迎えてさあ遊ぼうとなった瞬間に大病を患って死んでしまう、なんていう未来。
ありそうで恐ろしい。
でも、別に今の仕事は嫌いじゃないし、辛いことも多いけれど楽しいと思える瞬間もある。
あまりやりがいという言葉を使いたくないのだけれど、適度に役に立てているという実感がある、と言うのは精神衛生上とても良い。
その上で、友人や同僚にもそこそこ恵まれて、適度に遊んでもらっている。
だから、定年後さっさと死んでしまっても、そんなに後悔はしないかも知れない。

どころか、仮に今死んだとて、ああそうかと思うだけな気がする。
もちろん苦しんで死ぬのはご勘弁願いたいが、やり残したことがあるとかまだ死ねないとか、そういう強い気持ちは、今の自分の中にはまだ生まれていない。
ずっと余生、そんな感じだ。