童貞見聞録

アラサー超えてアラフォーのセクシャルマイノリティ童貞野郎が心に移りゆくよしなしごとをそこはかとなく書きつけるブログ

2024年4月19日

ようやく肩の荷が降りた。
今日を乗り切るために、この1ヶ月くらいは頑張ってきたのだ。
色々とトラブルはあったけれど、何とかクリアできた。
本当に良かった。
とは言え、来週は来週で色々と待っている。
そんなにのんびりもしていられない。
後輩の一人が面倒なことに巻き込まれて毒が溜まっていると言うことを聞き、飲みに行く約束もしてしまった。
体調を崩してはいられない、と自己暗示をかけることで乗り切ろうとしている。

忙しいと言いつつ、ここ1週間くらいかけて「メイドインアビス」を観ていた。

メイドインアビス(1) (バンブーコミックス)

昔の同僚から勧められて、本当は劇場用にまとめられた編集版アニメが観たかったのだが、契約しているサブスクではいずれも配信されておらず。
仕方なく、テレビシリーズを観ることにした。

アビスという大穴で、伝説的な探索家として帰らぬ人となった母を探すため、自らも大穴へと潜っていく少女と、記憶をなくしたロボットの少年の物語。
可愛らしいキャラクターと美しい背景美術とは対照的に、とてもスリリングで陰惨なストーリー。
そのバランスに慣れるのに時間がかかっているが、それなりに面白く視聴を続けている。
第1シーズンを観終わったところだが、引き続き観ていきたいと思っている。
ただ、ちょうど体調が奮わないことも手伝ってか、物語が余計に重くのしかかっている。
もう少し回復しないと、次の衝撃に耐えられるのか自信が持てない。
だって、第6層に行くと言うことは、あいつがいてアレがいっぱいいるのでしょう…?

今のところ、僕の目には、何かカルト宗教めいたものとしてアビスが描かれているように映っている。
実際、そういった表現や言い回しが度々登場する。
深層へと潜って深淵に近づくほど、地上に戻る負荷が激しくなる、と言うのも何だか似ている。
好奇心や冒険心を餌にして多くの人間を呑み込み、核心に近づくほど元には戻れなくなっていく。
第1シーズンでは謎がばら撒かれただけで、まだほとんど回収されていない。
この物語が、一体どんな着地を見せるのか。
アビスの正体を見た時に、主人公たちはどんな決断をするのか。
ここまで来たので、一応見届けたいとは思っている。
ただ何も調べずに見始めてしまったで、完結しているのかどうか分かっていない。
少し不安に思っている。