童貞見聞録

アラサーのセクシャルマイノリティ童貞野郎が心に移りゆくよしなしごとをそこはかとなく書きつけるブログ

性的指向について①

自分語りの手始めとして、とりあえずテーマのひとつでもある性的指向についてまとめてみたい。

 

 

僕が性的興奮を覚える対象となっているのは、男性・女性両方である。

ただし、その内訳をみると、男性の方が割合として多いように思う。
男性の割れた腹筋と女性の豊かな乳房は、同じくらい好きだが、男性器と女性器であれば馴染みがあるせいか男性器の方を好む傾向がある。
通常のアダルトビデオでは男優女優いずれにも興奮を覚えるけれども、どちらかと言えば男優の方を観たいので、 女性向けのものの方が好みである。
カップリングの好みは男×女、男×男、女×女の順。
ホモセクシャルに極めて近いバイセクシャルということになるだろう。

 

これに関連して、鮮明な記憶として残っているのは、中学生になりたての頃のことである。
多くの男子と同じように、自分も二次性徴期を迎えて悶々とする日々を過ごしていた。
兄弟もおらず男友達も極めて少なかった僕がいわゆるエロ本と呼べるものを手に入れる機会はほぼなかった。
インターネットも今ほど普及していなかったし、言うなればエロ情報弱者であった。

そんな当時の僕がまず目を付けたのが、両親が持っていた整体の本だった。
この本では裸の女性とともに体のツボが紹介されていて、確か白黒の写真で様々な角度からの女体が載っていた。
今から考えるとよくこんなものでと思うのだが、丸みのある女性らしいラインに当時の僕はちゃんと興奮していた。
この辺りまでは自分の性的指向に不自然さは全く感じていなかった。

 

一方で、もう一つ、衝撃的に覚えているのが、「スペシャリスト」という映画のテレビ放送である。
シルヴェスタ・スタローン主演で、相手役は確かシャロン・ストーンだったと思う。
ストーリーなどの詳細はほぼ覚えていないのだが、後半に結構な濡れ場がある。
シャワーシーンだったから余計に濡れていた。
と言ってテレビ放送されたぐらいなので局部が映るなんてことはなかったのだけれども、当時の僕はこれに異常なくらい反応した。
特にスタローンの体に。
そのときが初めて自分自身に疑問を感じたときだった。

 

ここまでは、単に自分の恥ずかしいオカズの話であったが、もう一つ重要なことがある。
僕は、普段人と接しているときに、男性女性問わず、相手を性的な対象としてみたことが一度もない。

 

これまで書いてきたことと矛盾するようだけれども、これこそが、僕自身が良く分からなくなる部分なのだ。


例えば、道を歩いていて、「あ、あの娘カワイイ」「あの人かっこいい」。
ここまでは、まあある。
だからと言って、付き合いたいとか裸を想像するとかイテコマ してやろうとか、そう言った感情(劣情?)が湧き上がってきたことはない。
先ほどのアダルトビデオの例でいけば、確かに性的興奮があって自慰行為をするわけだけれども、かといって男側にも女側にも感情移入はないし、どちらかと言えば、その「場」に興奮しているという方がしっくりくる。
どんな肉体的に素晴らしい殿方・ご婦人が現れても、会話して一緒に行動するときには、もう関係なくなっている。

乱暴にまとめれば、同性愛者に近い両性愛者でありながら、無性愛者。

現在のところはこんな風に思っているが、それが何者なのかは自分でも良く分かっていない。
また、何か思うところがあったときには付け足していきたい。