童貞見聞録

アラサーのセクシャルマイノリティ童貞野郎が心に移りゆくよしなしごとをそこはかとなく書きつけるブログ

2018年上半期の個人的ヘビロテ音楽備忘録

もう7月も終わろうとしているので上半期でもないのだが、一応メモ代わりに残しておく。
実はこの音楽をまとめる記事、実際に時折読み直していて文字通り「備忘録」として機能している。
その頃の心理状況も併せて蘇るので、結構助かっている。

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万引き家族における生存戦略

万引き家族」を観てきた。
観たのはもう2週間も前で、僕なりの感想も煮詰まりつつあるのだけれども、一応ここに吐き出しておこうと思う。

作品が公開されればほぼ毎回劇場に足を運んできた是枝監督の最新作。
既に、カンヌ国際映画祭でのパルムドール受賞で注目を集め、日本でもかなり広く公開されているようだ。
こうした作品が多くの人の目に留まって議論を産むきっかけになることは、単純に、監督の一人のファンとして嬉しく思う。
だからこそ、僕自身も、自分の感想をまとめておきたい。
僕なりにネタバレには気を付けるつもりでいるが、少しでも気になる方は、読まずに映画館へ向かわれることをお勧めする。

gaga.ne.jp
映画「万引き家族」本予告編

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褒められるということ

数日前、今までにない通知を受けた。

nemusanさんに自分の言葉を探す旅で言及されました。

ブログを始めて早2年が経とうとしているところへきて、初めての言及。
今まで如何に他のブロガーさんたちと交流してこなかったが窺い知れる。
ドキドキしながらたぬ吉さんの該当記事を読み進めると、恐れ多いことに文章をべた褒めしていただいていた。
さらに「更新が楽しみ」という麻薬のような言葉まで。
一つ前の記事の後に参加してみたゲイブログのグループから訪問されたらしい。
正直、自分はゲイに分類されるべきなのかも良く分からないので、場違いなのではと気がかりだったのだけれども、うっかりご褒美を頂戴してしまった。

恥ずかしながら、すごく舞い上がってしまっている。
たぬ吉さんの文章を覗いてみると、表現力・構成力ともに抜群でかつ話題も非常に面白い。
そう思うほどに一層、褒められた事実が脳を甘く浸食してくる。
相思相愛ってこういうことを言うのだろうか、などと馬鹿なことを考えたりしている。

とは言うものの、人から褒められてここまで素直に嬉しかったことは久しぶりだ。
僕は、元来褒められることが凄く苦手で、相手を訝しんだり居心地悪そうにしたりと極めて可愛くない反応をする。
それが、今回はほぼ手放しで喜んでいる。
良い機会なので、その理由について考えてみた。

 

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おっさんずラブ

もう乗り遅れまくってる感があるが、出張と実験と仕事の波がようやく引いて時間ができたので、ネットの海に書いて残しておこうと思う。

おっさんずラブ」、流行に乗って楽しく観させてもらっていた。
僕は割と天邪鬼なところがあって、皆が「良い」と言っているものはあえて避ける傾向があった。
でも、「良い」と言われるものにはそれなりの理由がある。
それを、つい最近「けものフレンズ」で思い知らされたばかりだった。
下らないこだわりは捨てようと、確か5話くらいからだったと思うのだが観始めた。
あれよあれよという間に魔性のノンケ・はるたんの魅力にやられ、結局1-4話もU-NEXT配信でしっかり視聴、最終話に至ってはリアルタイムでかぶりつき、という状態であった。

おっさんずラブ DVD-BOX

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博士課程に進むということ

たまには、真面目な記事でも書いてみようと思う。

自分の人生を振り返ってみて、幾つかターニングポイントはあったけれども、中でも博士課程への進学は特に大きかったと思っている。
実は、当時それほど深く悩んだ上で決めたのかと言えば微妙で、でも今から考えれば間違いなく転機であった。
重要なことを何となく決めてしまった経緯と結果とともに、ほんの少しだけ、博士課程進学を検討する上での注意点をまとめておく。

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レンタルおじさん

最近、レンタルおじさんの真似事をしている。

レンタルおじさんと聞いてピンとくる人は、きっと同じドラマを観ていたと思われる。
2016年春に放送されていた日本テレビ系ドラマ「ゆとりですがなにか」だ。

#1

ドラマの内容には触れないが、このドラマは、「レンタルおじさん」と呼ばれるサービスを主人公が利用するところから始まる。
要するに、お金を払って見ず知らずのおじさんに悩みを聞いてもらう、というものだ。

ドラマのレンタルおじさん(吉田鋼太郎さん)ほど、風格も落ち着きも威厳も知識もないため、お金を頂くことはしていないが、ひょんなことからほぼ見ず知らずの方の身の上話を聞かされるという事態に陥っている。
ことの顛末をまとめておきたい。

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分離派の夏

怪我をした。

4月から仕事が少し変わり、関わる人が格段に増えたのだが、その分休日のお誘いも増えた。
つい先日、ゴーカートに連れて行ってもらってハッスルし過ぎた結果、コーナーを曲がり切れずにカートごと突き刺さって怪我をした。
30過ぎて何をしているのかと情けなくなる。
カートの損傷も少なく、体も右足の捻挫で済んだのは不幸中の幸いだった。

そんなわけで身動きをとることも難しく、久々にブログを書いたりしている。
書きたいことも溜まっていたので、この機会になるべく消化していきたい。
今回は、最近購入したCDの中から、小袋成彬氏の「分離派の夏」が大層良いものだったので、その感想をまとめておきたい。

分離派の夏

宇多田ヒカル氏がプロデュースということで幾つかのメディアでも取り上げられて、新人としてはかなり大々的にプロモーションされている。
世間の評判も良いようで、本当に嬉しい。

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