童貞見聞録

アラサーのセクシャルマイノリティ童貞野郎が心に移りゆくよしなしごとをそこはかとなく書きつけるブログ

キャラクターの呪縛

2月、余りに実験が立て込んで更新が久しぶりになってしまった。
ここのところ、ブログの本来の目的から外れたことばかり記事にしていたので、たまには戻ろうと思う。
どのような経緯で自分のような人間が出来上がったのか。
今回は、小学生くらいの頃の自分を振り返ってみたい。
まだ、自分の性的指向がおかしいとは特に考えていなかった頃の話だ。

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別れ話

あなたから電話があったのは、確か3年前の夏でしたね。
突然、仕事用のPHSに非通知の文字。
まだ勤め始めの新人時代で、少しドキドキしながら出たのを覚えています。
軽妙なトーク、美しい声、ただ頷くしかできなかった。
もっと聞いていたかったけれど、生憎その日は仕事が立て込んでいてそれ以上は無理。
それを伝えると、あなたは少し残念そうな声で「またかけます」。
突然仕事場に電話を入れられて、こちらに非はないはずなのに、何故か少しだけ罪悪感を感じました。

程なくして、昼休みにまどろんでいたところへ、また電話が。
今度のあなたは何だか違った。

「是非お会いして話がしたい。」

ちょうどその週末に近所に来る予定があると言う。
本当に何故か分からないのだけど、OKしてしまった。
確かに、あなたという人間に少しだけ興味を引かれたことは否定できない。
でも、今になって思えば、このときに会うべきじゃなかった。
お互いのためにも、もっと強く断っておけば良かったと、後悔しています。

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否定と肯定

観に行きたいと思っていたのに都合がつかず、公開終了間際に滑り込むことができた。

hitei-koutei.com
映画『否定と肯定』予告

歴史修正主義が蔓延るいま、絶対に観ておくべき映画だろうと意気込んで観に行った。
当初は、歴史修正主義の嘘がドラマティックに暴かれて溜飲が下がる、といった映画を期待していた。
ところが、その予想は良い意味で裏切られることになった。
この作品は、もっと重要なメッセージを秘めている。
多くの方がレビューを載せているが、僕の言葉でもまとめておきたい。

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「徹子の部屋」2017年BEST3

総決算のやり残し2つ目。
2017年も、徹子の部屋を追いかけ続けた1年だった。
毎週末、次の週の分の徹子の部屋をまとめて録画予約し、時間を見つけて消化する日々。
正直、忙しい時にはどうしてもHDDを圧迫して、段々と貯まっていくのを負担に感じることもないではなかった。
ただ、やはり月に2-3回くらいはかなり面白いと思える放送があるので、結局やめられないでいる。
2016年に引き続き、超個人的な視点からBEST3を決めておく。

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2017年下半期の個人的ヘビロテ音楽備忘録

ダラダラしている内に年が明けてしまった。
年の終わりに1年を振り返ることもできず、それどころかタイトルだけ付けた記事を幾つも残したまま、2018年を迎えてしまった。
何だか情けないスタートになって恥ずかしいのだけれども、今年も無理せずマイペースに続けられたら、と考えている。

とりあえず、2017年の決算を終わらせるところから始めたい。
まずは、音楽振り返り。
上半期からこっち、また幾つもCDを購入して、幾つも名作に出会った。
一通りまとめておく。

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希望のかなた

11月前半からずっと実験が続いていて、なかなか映画館に行くこともできないでいたのだが、先週の日曜日に何とか渋谷のユーロスペースに滑り込んだ。
大好きな映画作家の一人であるアキ・カウリスマキ監督の新作が公開中なのだ。
大学生の頃に、やはりユーロスペースで出会って以来、このフィンランドの巨匠の映画の世界に惚れ込んで、新作はもちろん、旧作のリバイバルもなるべく足を運んで追いかけている。
ちなみに、まだお金がなかった大学院生の頃に、彼の作品のBlu-rayボックスを(プレーヤーがないにもかかわらず)無理して買ったのだが、あれは未だに良い買い物だったと思っている。

前作「ル・アーヴルの靴みがき」から5年、待望の新作公開だった。
監督自身が難民3部作の2作目と称した本作は、シリア難民のカーリドを主軸に物語が展開される。


映画『希望のかなた』予告編

kibou-film.com

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寄席のまとめ

初めて寄席に足を踏み入れてから、もう6年位経っただろうか。
通い始めた頃は東京で学生をしていたため、近所に4軒も常打小屋(定席)があるという大変恵まれた環境にあった。
就職してからはかつてほど行けなくなってしまったが、それでも、折をみて同僚や友人を誘いつつ門を潜っている。

テレビ(特に笑点)のおかげで、落語を聴いたことのある人は多い。
しかし、寄席で落語を観たことのある人はどれ位いるだろうか。
何でもそうだが、生で体験するものはテレビ・ラジオと伝わり方がまるで違う。
演者と客の共感を大切にする芸術である分、落語は「生」のときに最も輝く気がしている。
それに、寄席は作法も少なく客の楽しみ方に自由度があるので、他の伝統芸能(能とか狂言とか)に比べて堅苦しさがない。
前知識もほとんど必要ない(あった方が良いが)。
日本語を解する人間であるならば、誰でも楽しむことができるはずだ。

この記事では、都内の常打小屋4軒を紹介したい。
半分は布教のため、半分は自分のためだ。
4軒それぞれに特徴があるので、この機会に情報をまとめておきたい。

 

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