童貞見聞録

アラサー超えてアラフォーのセクシャルマイノリティ童貞野郎が心に移りゆくよしなしごとをそこはかとなく書きつけるブログ

2023年12月27日

なぜかここ数日、久々にTommy february6を聴いている。


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当時、the brilliant greenの曲(多分「そのスピードで」?)はCDを買ったことがあったような気がするが、Tommy名義の曲は持っていなかったと思う。
でも好きは好きで、それがなぜかこの令和5年の年の瀬に思い出して聴きたくなった。

サブスクの素晴らしいところで、聴きたくなったらすぐに聴ける。
久しぶりに聴いてみてまず思ったのは、あ、自分が好きそうな曲だ…ということである。
現在進行形で中田ヤスタカを信奉している人間として、当然引っかかっただろうな、というメロディと編曲。
うっかりYouTubeを検索していたら、Perfume結成前にアクターズスクールの発表会でこの曲を披露するのっちさんの動画に当たったりして、何だか答え合わせをしたような気持ちになってしまった。
テレビやラジオで流れるこの曲を何となく良いなと思っていた自分から、根っこの部分は全く変わっていないのではないかといっそ不安になる。

それにしても、当時は中学生で良く分かっていなかったけれども、結構攻めたことをしていたのだと思う。
元バンドのthe brilliant greenとはテイストを変えたプロジェクトとして、Tommy february6Tommy Heavenly6という二つの名義を使い分けて活動していた。
椎名林檎氏が東京事変を始めたりする前に、既にこうした取り組みがあったわけだ。
今や、川谷絵音氏や常田大希氏など、いくつかの名義を使い分けて活躍するアーティストは多くいる。
20年以上前にその試みがされていたわけで、当時はあまりその凄さが理解できていなかった。

the brilliant greenも久々に聴いてみるとやっぱり良い曲だなと思ったりして、凄く歳を取ったと感じている。
懐メロばかりを聴くようになって新しい音楽を腐すようになったらお終いだと思っているので、なるべく流行りの曲や好きなアーティストの新譜もチェックするようにしているのだけど、たまにはこういうことをしても許されるだろうか。
先日は倉木麻衣氏のデビュー曲ばかり聴いていたタイミングもあったし、何だか頻度が上がっているようで気が気でない。