童貞見聞録

アラサー超えてアラフォーのセクシャルマイノリティ童貞野郎が心に移りゆくよしなしごとをそこはかとなく書きつけるブログ

2024年9月27日

この2週間くらい取り組んでいた仕事が山場を超えた。
一区切りと言うことで、後輩も一緒に飲みに行ってきた。

チームメンバーに起きた不幸な出来事でしばらくフル出勤が難しくなり、その穴埋めに奔走した2週間だった。
自分もかなり辛かったが、後輩たちも同等かそれ以上には負担を感じていたようだった。
今日の飲み会が少しでもガス抜きになっていれば良いけれど、負担そのものを減らしてあげることは難しい状況なのも事実。
何だか申し訳ないやら情けないやら、話を聞いて同調するだけになってしまっているのが何とも無責任に感じている。

忙しいと余裕がなくなってくる。
余裕がないと、人間は優しく振る舞えない。
今日同僚が、ある平日の朝に道向こうの駐車場で倒れてしまったご老人を介抱したらしいのだが、その際近くを通りがかった人が誰も手伝ってくれなかったことに腹を立てていた。
多分それは、出勤ラッシュの時間帯でみんな自分の予定を優先した結果なのだ。
余裕があれば、きっとみんな助けようと動いたはず。
なまじ彼が介抱してしまった分、彼らに言い訳を与えてしまった面もあるだろう。
もう誰かが対応してくれているから、大丈夫。
それでも流石に救護に関わるようなことならば、たとえ忙しくてもヘルプに入った方が良いだろうけれど、余裕をなくした状態は良く分かるので、彼の怒りに素直に頷くことができなかった。

現在の状況を考えると、自分にかなり余裕が不足している自覚がある。
今日聞いた話と同根の問題が起こりうる。
既に今日の飲み会の振る舞いにも現れていた可能性だってある。
自分の問題でいっぱいいっぱいだと、人の荷物を深刻に受け止められない。
手遅れにならないように、余裕を回復する休暇が必要だろう。