童貞見聞録

アラサー超えてアラフォーのセクシャルマイノリティ童貞野郎が心に移りゆくよしなしごとをそこはかとなく書きつけるブログ

2023年10月19日

週末に友人と旅行に行くことになっていて、その準備をしている。
そんな風に確認したことはないが、僕にとっては親友と呼べる2人だ。
元々は高校の同級生だったので、かれこれ20年の付き合いになる。
お互い大人になって、何となく出会った当時よりも仲良くなったような気がしている。
ちなみに2人とも、女性である。

3人での旅行も、もう何回目になるのか分からない。
当然温泉旅館に泊まるときも、3人で一部屋である。
もちろん、何も起きたことはない。
というか起きていたら、ブログのタイトルを変更している。

この友人関係の話をすると、良く人からは不思議そうな顔をされる。
僕自身は、3人でいるときに何の違和感もない。
普段から意識しない方だけれども、最もお互いの性別のことを考えなくて済む相手だと思う。
余計な気遣いがいらず、お互いの文脈を言わずとも理解して、ちょうど良く付き合える関係…だと思っている。
他者から見たら、きっと僕だけ浮いて見えるに違いない。
それを感じる瞬間はあるので面倒だなと思うけれど、年々気にならなくなってきた。

実は、友人の内の1人は既婚者になっている。
長い付き合いにも関わらず、その友人の夫にはまだ会ったことがない。
結婚後にも、何回か旅行には出掛けている。
僕が言うのも何だけれど、異性の友人が含まれている旅行に行かせてくれる友人の夫は、随分心が広いなとは思う。
一度ご本人に確認したいようなしたくないような、微妙な気持ちでいる。
もし彼が少しでも嫌そうな素振りを見せたりしたら、僕は今後の彼女との友人関係を見直すに違いない。
でもそれで失うには惜しい友人関係だと強く思っているので、その答えはまだ聞きたくない、と思ってしまっている。