童貞見聞録

アラサー超えてアラフォーのセクシャルマイノリティ童貞野郎が心に移りゆくよしなしごとをそこはかとなく書きつけるブログ

2023年10月24日

昨夜、急遽とった宿で一泊し、朝風呂からのパン屋でモーニング、ハイキングして日帰り温泉と、有給をこれ以上ないくらいに満喫した一日だった。
やればできるじゃないかと自分でも感心してしまった。

ハイキングは、日帰り温泉に行く途中で突然看板が目について始めたことだった。
標高のある源泉に寄ったため、向かう途中も山道のようになっていた。
歩いていると途中に分岐があり、1km先に展望台があると言う。
それくらいなら…と寄ってみることにしたのだが、これが案外険しかった。
そんなに歩くつもりもなかったので、靴はスリッポンだったし服だって大した装備ではなかった。
ちょっと無謀だったかなと後悔しつつ、それでもいいやと登り続けてようやく展望台の気配を感じ始めたとき、車のドアを閉めるような嫌な音が聞こえてきた。
登ってみると案の定、車で横付けできるタイプの展望台になっていて、既にリタイア組のグループと外国人たちが楽しげに写真を撮っていた。
絶望感を感じつつぜーはー言いながら顔を出して息を整え、そそくさと2-3枚景色の写真を撮った後はすぐに帰りのルートを戻ってしまった。

前に一人旅をした時にも感じたが、山道を一人で歩くのはかなり危険を伴う。
駐車場もない山城に分け入って堀の跡などを一人で見て回った時も、うっかり滑落して危うく怪我をしてしまうところだった。
登山に慣れているならまだしも、自分のような素人がやるべきことではない。
早い段階で判断して、中止すべきだったと反省している。
とは言ったものの、その場で新しい行程を追加したり、ちょっとマニアックなものを見に行ったりできるのは、それはそれで一人旅の醍醐味だ。
何事も程々に楽しめるように、バランスを考えるべきだろう。