童貞見聞録

アラサー超えてアラフォーのセクシャルマイノリティ童貞野郎が心に移りゆくよしなしごとをそこはかとなく書きつけるブログ

2023年12月13日

今日は、後輩が車で事故ったり、実験装置の調整に四苦八苦したり、自分主催の打ち合わせ続きで喋り疲れたり、真空リークを起こしてアラーム発報させたり、友人が長年の夢を叶えたり。
何だか身体的にも気分的にも忙しい一日だった。

忙しくしていると、一日の終わりに何もする気が起きない状態になるわけだけれど、そういう時、どうしても何か忘れているような気分にさせられる。
段々とマルチタスクの数が増えてきているので、うっかりするとすっぽり抜け落ちてしまうことがある。
その恐怖を知っているので、どうしても疲れた脳にぼんやりとした不安が去来する。
ちなみに今日の場合、その不安感がやってきたタイミングで、突然2週間くらい前に頼まれていた書類仕事を嵐のように思い出した。
そういえば、月曜の全く別の打ち合わせの時に釘を刺されていたのだった。
慌てて取り繕って今日の仕事を終えたので、何となく得したような気分に浸っている。
もっと重要なことで忘れていることがあるかもしれないのだが…

そんなことを書きつつ、本当は心の中でどこか、重要なことなんてそんなに多くはない、とも思っている。
僕が仕事の何かを忘れたとして、多少特定の誰かや組織が損害を被ったり計画の変更を余儀なくされたりするだろうが、逆に言うとその程度で済むはずだ。
人の生死に直結したり、世の中の方向性を決定づけたりするような影響力はない。
誤解を恐れずに言うならば、暢気に研究しているだけなので。
研究者はそう言う意味で、芸術家に近い存在だと思っている。
だから、いわゆるエッセンシャルワーカーの皆さまには頭が上がらないし、もっと彼らの努力に報いる社会であって欲しいと強く願っている。

と言って、別に彼らに対して自分達が卑しい仕事をしているとも思っていない。
レオ・レオニの絵本「フレデリック」のように、社会に直接貢献している他のネズミ達が休んでいる時に、我々が気づいた世界の面白さと新たな発見を話して聞かせるのだ。
他の職種の皆さんより緊張感なく気楽に生きているという自覚はあるが、そんな人だっていて良いと思って欲しい、と祈っている。