童貞見聞録

アラサー超えてアラフォーのセクシャルマイノリティ童貞野郎が心に移りゆくよしなしごとをそこはかとなく書きつけるブログ

2023年12月22日

一日中、打ち合わせと会議で終わってしまった。
昨日の会議の議事録も手をつけられていないというのに、嵐のように次の予定が押し寄せてくる。
仕方がないので、辻褄をつけるために明日も出勤することになるだろう。

最近は、夜に無理して働くことを止めている。
少し前までは、会議の議事録みたいな仕事は、ちょっと遅くまで残業してスッキリさせてから帰っていた。
それを止めたのには、幾つか理由がある。

一つには、そもそも効率が悪いと気が付いたから。
夜にダラダラと続けても、つい動画サイトを覗いたりスマホをいじったり、ろくな時間の使い方をしない。
よほど次の日の午前を使って取り組んだほうが早く終わる。
ごく最近では、この日記だったりポケモンスリープだったり、夜のルーティーンが増えたことも大きい。
仕事場で夜更かししてしまうと、生活リズムが狂ってしまう。

それから、いつまでも残っていることが他の同僚に与える悪影響を気にしている。
居室に何人か同僚がいるけれど、自分がいつまでも残っているのは、とても具合が悪い。
帰りにくそうに挨拶をして部屋を出ていく彼らを見送るのが、割と辛い。
休日に出勤しているのは良いのかと言われそうだが、バレにくいし、顔を合わせない分だいぶ心持ちが違う。

そして、これが一番大きな理由かも知れないが、深夜1時を過ぎた辺りで眠気に耐えられなくなってきた。
若い時から3-4時あたりが最も苦手なのは分かっていたが、段々その時間帯が延びてきているのを感じている。
もう大学院生の頃のように、夜通し実験して次の日もバリバリ…なんてことはできないだろう。
ギリギリ真似事はできるかも知れないが、パフォーマンスが著しく落ちるだろうことは想像に難くない。
実際、やむを得ず夜中まで実験をすることが何回かあったけれども、ヒヤリハットな失敗は必ず深い時間帯に起きる。
個人研究なら良いけれど、大きなプロジェクトで取り返しのつかない事態に陥るわけにはいかない。

昔、先輩研究者の皆さんが言っていたことの意味を噛み締めている。

段々、研究よりもメールと会議が仕事の中心になる。
夜更かしができなくなる。
徹夜してもろくなことにならない。

想定より早く訪れたような気がして、彼らの辿った道を早足で歩いているのを感じている。