童貞見聞録

アラサー超えてアラフォーのセクシャルマイノリティ童貞野郎が心に移りゆくよしなしごとをそこはかとなく書きつけるブログ

2023年12月23日

カレーを作っていたらこんな時間になってしまった。
普段なら眠くて仕方がない時間に近いが、カレーが美味しくできて興奮しているのか、珍しく日記を書く気力が残っている。

今日は朝から布団を干し、洗濯機を回して家を出発。
映画を1本観てそそくさと買い物を済ませ、家に戻って洗濯物を干したり掃除機をかけたり。
日が傾いてきたところで布団を取り込んで、ルンバを起動して仕事場へ。
積み残しになっていた会議の議事録作りを終えて、実験装置の様子を見に行く。
装置に重大な不具合が発見されて対応に追われ、気づけば21時過ぎ。
一段落ついたところで残りは明日に回し、帰宅してカレーを作り始めた。
何だか無駄がないのか多いのか、良く分からない一日だった。

今日は前日から予定して肉を解凍したりしていたが、そうでなくとも、夜中に発作的にカレーを作りたくなることがある。
もう少し体力にも時間にも余裕があった頃は、夜11時頃から作り始めて途中でルーがないことに気が付き、慌てて24時間営業のドラッグストアへ走ったこともある。
0時過ぎだったと思うが、そんな時間にやってきてカレールーを買って帰った客をどう思ったか、あの時の店員に確認してみたい。
カレーそのものが好きということもあるけれど、やはり煮込まれて美味しくなっていく過程を見守れるのが嬉しい。
その時冷蔵庫にあった食材と人からもらったジュース類を全部ごちゃ混ぜにして、その日にしかならないカレーになるのも、一期一会という感じで楽しい。
同じカレーでも、日に日に成長していくから、今日のカレーを、もう二度と味わうことはできない。
儚さがあって、とても良い。

何でもカレー粉を入れたらカレーになってしまうように、どんなにプライベートで遊ぼうが、仕事で振り回されようが、最後にカレーを作って美味しくできたら、それはもうカレーの日になる。
そんな感じの土曜日だった。