童貞見聞録

アラサー超えてアラフォーのセクシャルマイノリティ童貞野郎が心に移りゆくよしなしごとをそこはかとなく書きつけるブログ

2023年11月1日

仕事のためによく歩いた一日だった。
朝から珍しく電車に乗って出張し、自分の研究に関する発表をする必要があった。
午前中で引き上げて午後は職場に戻る必要があったので、とにかくバタバタと忙しなく移動する日になった。

さて、久々に研究内容を外部の人に説明する機会だったのだが、質疑応答でまたいつもの悪い癖が出てしまった。
とにかく自分は、沈黙が苦手らしい。
何か聞かれると、考えがまとまる前に話し始めてしまう。
何なら話ながら考えをまとめている節さえある。
見切り発車で話し始めるので整理されておらず、当然相手は混乱する。
酷い場合だと、答えている最中にそもそも何を聞かれていたのか分からなくなる。
学生時代に指導教官から散々指摘されたことなのだが、卒業からもう10年近く経っていると言うのに治っていない。
三つ子の魂百までとは良く言ったものである。

午後の仕事で、会議の議事録を作る仕事があったのだが、録音を文字に起していると良く思う。
やはり自分の発言はまとめ難いと。
多分、自分の声を聞くのが嫌だというだけでなく、そもそも発言にまとまりがないせいもありそうだ。
人によってはきちんと順序立てて話していて、聞いていても分かりやすいし、当然文字に起こすのも容易い。
かくありたいものだと思いつつ、実際どうしたら良いのか、解決策が浮かばない。
1日を通して自らの不出来が露わになった気がして、少し気が滅入っている。