童貞見聞録

アラサー超えてアラフォーのセクシャルマイノリティ童貞野郎が心に移りゆくよしなしごとをそこはかとなく書きつけるブログ

2023年10月5日

一気に季節が進んで、体が温まるような料理が食べたくなった。
数日前に買った茄子を消費したくて、グリーンカレーを作ることにした。
タイ料理は元々大好きで、KALDIで売っている紙パックのタイカレーの素は、手軽にそれっぽい味を自宅で楽しめるので常備している。

途中まで野菜炒め風に作っていても、唐突にタイ風味にしたくなって発作的にこのシリーズのパックを1箱投入する…なんてことも良くする。
今日は同僚のお土産でもらった本場のナンプラーも加えて、普段よりそれっぽくなった気がする。

割と食に対して好奇心旺盛な方で、他の国の料理や食材は積極的に試したいタイプだ。
現地に行った時はもちろん現地の味を試したいし、日本でも民族料理を食べに行くのが大好きだ。
それも、あまり日本人向けにアレンジされていなくて、現地仕様に近ければ近いほど嬉しい。
かろうじて日本語が通じる感じで、メニューは何とか解読して出来上がりをドキドキ待つくらいがちょうど良い。

この感覚は割とマジョリティなのだろうと勝手に思っていたのだが、どうやら違うらしい。
以前、台湾で学会があったときに、同僚と夜市に行ってそのことを実感した。
臭豆腐と呼ばれる独特の匂い(小学校のトイレを連想させるようなアンモニア臭)を放った料理がそこここで売られていたのだが、自分以外誰も試そうとしなかった。
当然のように1杯購入して食べ始めたら、同僚たちは2mくらい離れた位置に立って、遠巻きに感想を聞いたりカメラを向けたりしていただけだった。
普段それを食べて生活している人々の様子を見ていると、僕なんかはどうしても好奇心が抑えられなくなる。
自分が仮に外国人として日本に来ていたら、間違いなく納豆や梅干しにとりあえずトライしたことだろう。

話が逸れてしまったが、今日もいい加減に作った割に、グリーンカレーの素のおかげでちゃんと食べられる味に出来上がった。
もう少し寒くなったら、そろそろ鍋でカレーを作っても良いかも知れない。