童貞見聞録

アラサー超えてアラフォーのセクシャルマイノリティ童貞野郎が心に移りゆくよしなしごとをそこはかとなく書きつけるブログ

2024年5月20日

今日は終日現場作業があって、明日の打ち合わせ資料を作る時間がなかったため残業だった。
仕方ないので夕飯を食べに出掛けて、食後のついでにスーパーに寄ったところ、何とブリのあらが100円以下に。
大根もハーフサイズで100円以下だったため、よせば良いのに買い込んでしまった。
ようやく残業を終えてヘトヘトでさっき帰宅したはずなのに、ぶり大根を作りながらこの日記をつけている。
疲れている時ほど、料理をしたくなるのは何故なのだろう。
夕飯だって食べ終わっているのだから、早く寝た方が多分良い。
もうすぐEテレで2355が始まって日付が変わると言うのに、今日食べるわけでもない魚に塩を振って臭みを取ろうとしている。

料理は、日常のちょっとした創作意欲や達成感の満足に最適な行為だと思う。
確か「きのう何食べた?」でも似たような話があったと思う。
比較的短時間で、素材から何かを作り出して、時間配分や出来映えを考えながら工程を組んで達成する喜び。
ささやかではあるが、なかなか他のことでは味わえない快感が、確かにあるように思う。
しかも、結果を自分で文字通り吟味できる。
うまくいってもいかなくても楽しい。

食べさせなくてはならない誰かが居たら、少し違っていたかも知れない。
家族の誰かのために義務感で作るのと違って、泣くのも笑うのも自分。
こんなに気が楽なのことはない。
大皿料理を作る時は、誰かいてくれた方が良いなと思うこともあるが、味の保証ができないからやはり考えものかも知れない。
と言うか、自分がもし家族だったら、深夜に家に帰ってきて休まずにぶり大根を作り始めたら止めると思う。
やはり、自分には一人暮らしが向いている気がする。