童貞見聞録

アラサー超えてアラフォーのセクシャルマイノリティ童貞野郎が心に移りゆくよしなしごとをそこはかとなく書きつけるブログ

2023年11月24日

今日は本当は休もうと思っていたところを、朝からしっかりと働いてしまった。
それでも早めに仕事場を抜け出して温泉にでも繰り出そうと思っていたところを、何だかんだで遅くなり、帰宅ラッシュと重なって出かける気持ちがなくなってしまった。
結局、家でAmazonブラックフライデーセールをぽちぽちした後、自転車にまたがって近所のレストランで夕食を済ませ、そのままレイトショーを観に行って終了となった。

子供の頃から、予定が変更されることに特に抵抗がない。
自分で予定を変えるのももちろんだし、外的な要因で変更を余儀なくされるのも、全く気にならない。
むしろ予定調和が崩れた方が楽しいと思うタイプだ。

旅行に行く時も細かいスケジュールは意味がないので絶対に立てない。
大枠でこの辺りに行こうというのは決めるけれど、後は現地に行ってから。
案内板を見てどこに行くか決めたり、レストランの門構えを見ながら勘に頼ったりしたい。
たまに失敗したりするけれども、腹を立てつつそれはそれで楽しいと思う。
誰かにアテンドしてもらって行く旅でも、何かのアクシデントで企画が中止になったり、誰かが大遅刻をかましたとして、残念には思ってもそれで怒り出したりはしない。
本当に行きたいところであれば一人で行くし、事件が起きた旅は絶対に記憶に残るのでラッキーくらいに思っている。

困るのは、自分が何かを企画する側に回った場合である。
普段、細かいスケジュールを決めてそれの通りに進行することに意義を感じていないので、圧倒的に準備が不足する。
何とかそれらしい形に準備してアテンドしても、自分の用意したプランに全く自信が持てない。
自分はこれでも満足してしまうけれど、他の人たちはどうだったのか、がどうしても気になってしまう。
何となく雰囲気で誤魔化すために、必要以上に楽しそうに振る舞ってしまう自分も辛い。
だから、なるべく企画には回りたくないのだけれど、何となくそういう役回りが最近増えてきた気がしている。
正直言って面倒臭い。

こうして書いてみると、やはり一人行動が向いているのだろうなと思ってしまう。
そういえば、高校生くらいの頃、友達と本屋に行っても「何時集合ね」などと話して中では別行動を取ったりしていた。
自分は、他人にも自分にも大らかであったとしても、他人はそうではないかも知れない。
自分の時間の価値は特に高くないと思っているのでどう消費されようと構わないが、他人の時間を蔑ろにはできない。
そのことが気になって、本来楽しかったはずのものが楽しくなくなる時がある。
ほぼほぼ同じ考えを持つどうしであれば構わないのかも知れないが、簡単に「気にしないよ」と言われた位では信用できない。
自分が一番、面倒な人間かも知れない。