童貞見聞録

アラサー超えてアラフォーのセクシャルマイノリティ童貞野郎が心に移りゆくよしなしごとをそこはかとなく書きつけるブログ

アウトプットの場所

最後の更新から、実に1年半以上が経過してしまった。

元々頻繁に記事を書くタイプではなかったけれども、どうして全く書かなくなったのかと言われると、自分でも良く分からない。
海外出張が続いたり、仕事内容が変わったり、単純に時間がなかったということもある。
それでも、以前は出張先で書いたりしていたはずだった。
嘘を極力なくして書くことで自分のことを整理したかったはずが、またとっ散らかってしまっている。
あまりにもつまらない自分のことが露わになって、急に気恥ずかしくなってしまったのかも知れない。
そうは言いつつ、かつての記事を時折読み返すと「なるほど」と思ったりするのだから良く分からない。

 

急にまた書こうと思った理由。

これもまた、あまり判然としない。
強烈に書きたい出来事があったわけではない。
誰かに書いて欲しいと言われたわけでもない。
強いて言うならば、新型コロナ騒ぎで各学会が中止となって時間が空いたからということだろうか。

ただ書いていない間、「あ、これ書いておきたいな」と思った瞬間は何度もあった。
特に、映画を観た後。
考えたこと、感じたことを書いておかないと、後で振り返ることができない。
自分で自分のブログを読み返すときも、やっぱり映画や音楽についての記事が多い。
気軽なアウトプットの場所、要するに備忘録として、このブログの存在は大きかった。
Twitterだと形がかなり崩れるし、流れて行ってしまって後から振り返ることに向いていない。
アウトプットの一形態として、やはりブログは残しておきたいと思ったのかも知れない。

休んでいる間も、他の方のブログはしょっちゅう覗きに行っていたし、アクセス解析なんかも良く見ていた。
その中で、自分でも意外だと思ったのが、最も良く読まれている自分の記事が、博士課程に進学を決めたときのことをまとめた記事だったことである。
後ろ向きな内容だし、博士そのものの価値を下げている気がして、自分はあまり参考にされるべきでない例だと思っている。
その内、きちんとした博士の方にボロクソに書かれるのではないかと冷や冷やしている位だ。
どんな風に思って読まれているかはさておき、どうやら学術界隈のキャリアパスについては、気になる人が一定数おられるようだ。
最近、僕自身にも色々と変化があったので、いずれまとめておきたいと思う。