童貞見聞録

アラサー超えてアラフォーのセクシャルマイノリティ童貞野郎が心に移りゆくよしなしごとをそこはかとなく書きつけるブログ

2023年10月10日

今日はちょっと重要な会議があって報告をしたが、おそらく期待に沿えていなかった。
その場でもそう感じたし、会議の終わりにも間接的にそう思われていることが伝わってきた。

当たり前だが、人の期待に応えられないのは、歳を重ねても辛いものがある。
もっとできたことがあったのではないか、三連休の中日休んでいる場合じゃなかったんじゃないか、そもそももっと前から準備して根回しすべきだったか…
終わった後であれこれ考えてしまって、自己嫌悪が襲ってくる。

大抵自分の不甲斐なさに着地して落ち込みがちなのだけれど、歳をとった今、それがあまり正しくないと言うことも知っている。
時間をかけたからと言って良くなるわけでもなく、結果論で後からこうすべきだったと考えても、最初に理想形が描けていなかった時点で既にダメだったのだ。
それに、休みの日を返上して穴埋めをしたって、いつか破綻してしまう。
プロジェクトが大きくなって関わる人数が増えてくると、どうしても全方向を満足させるような振る舞いは難しい。
そうだとしても今回の場合は良くなかったのだけれど…
何でもかんでも自分のせいにして落ち込むのは間違っている、と頭で分かっていてもなかなかすぐは立ち直れない。
30年以上という長い年月が経ってもなお、自分の体に慣れない。

今日の徹子の部屋で、徹子さんが阿佐ヶ谷姉妹への人生のアドバイスを送っていた。

くよくよせずにすぐ忘れる。
ちゃんとご飯を食べる。

流石だなと思ってしまった。
うっかり自分にも刺さったその言葉を胸に、とりあえず温かい飲み物を飲んでみたりしている。