童貞見聞録

アラサー超えてアラフォーのセクシャルマイノリティ童貞野郎が心に移りゆくよしなしごとをそこはかとなく書きつけるブログ

2023年10月29日

土日はどちらもプライベートの予定が入っていて、割と充実した週末だった。
特に今日は、飛行機を使って日帰りの遠出。
推しの衣装展に出かけてきた。

www.artm.pref.hyogo.jp

楽曲で引っかかってハマり、振り付けと演出でさらに好きになり、段々と衣装にも目がいくように。
グッズはもちろん、衣装モチーフのアパレルも展開していて、いくつかは自分でも持っていたりする。
2年ほど前に衣装をまとめた本が出版され、それも当然購入して楽しんでいた。
 

以前の記事で、彼女たちはある種の総合芸術メディアであると述べたが、衣装はその一つの表出と言えると思う。
20年以上にわたってメンバーの入れ替えもなく、大きな活動休止期間もなく、顕著な体型の変化もない。
各メンバーの個性に合わせた何となくの服装スタイルを緩い制約として、常に目新しく、機能的で、象徴的な衣装を纏ってきた。
その継続には、芸術としての価値があると信じていた。
今回、公立の美術館で特別展が企画されたことで、広く一般にも認められたような気がして、単なる1ファンに過ぎないものの何だか鼻が高くなっている。
今回実際に展示に足を運んでみて、ずっと生で観たいと思っていた衣装たちが目の前にある感動はもちろん、美術館で愛のある展示がされている様そのものにじんときてしまった。

それにしても、今回飛行機で神戸日帰り弾丸ツアーをやってみて分かったのは、意外と疲れないなと言うこと。
もちろんそれなりにお金はかかるのだけど、それだって新幹線を使うのとそう変わらないし(むしろ安いくらい)、泊まりがない分荷物が少ないので空港での煩わしさが少ない。
観光をあれこれ詰めこなければ、帰宅時の疲労感はさほどでもなく、次の日仕事でも特に気にならないレベルだった。
飛行機使って日帰りと言うのも、決して悪くない遊び方かも知れない。