童貞見聞録

アラサー超えてアラフォーのセクシャルマイノリティ童貞野郎が心に移りゆくよしなしごとをそこはかとなく書きつけるブログ

2024年2月20日

疲れが溜まっているせいなのか、春が近づいて気温が高くなってきたせいなのか、朝起きるのがとても億劫だ。
何となく習慣で、毎朝7時過ぎくらいに一度目が覚めるのだが、その後の二度寝が止まらなくなる。
眠くもあるし、気だるくもあるし。
何となく目が痒いような気もするので、もしかすると花粉症になりかかっているのかも知れない。

ただ、打ち合わせだったり出張だったり、時間の決まった仕事で寝過ごすということはほぼない。
割と小心者なので、仕事だと思うと緊張するのだろう。
大遅刻をかます悪夢も度々見るし、とんだチキンハートだと思う。
反対に、遊びの約束にはしょっちゅう遅刻している。
まして、一人でスキー場に行く時の出発時刻なんかはほぼほぼ守れない。
要するに甘えているわけだ。

そう言えば以前、中学生の頃の友達と飲み屋で待ち合わせをしていた時、5分遅刻したことをとても怒られたことがあった。
その時僕は、待ち合わせに余裕で間に合うくらいの時間に家を出たことで調子に乗り、飲み屋の近くの服屋で時間を潰していた。
何も買うつもりはなかったのだが、思いのほか気に入ったものを発見して会計などを済ませている間に、約束の時間になってしまったのだ。
が、まあ5分くらいだし席だけの予約だったはずだし構わないだろう…とちょっと遅刻する旨を連絡して、商品の袋をぶら下げてホクホクと飲み屋に向かったのだった。
ところが、待っていた友人の一人はご立腹で、遅刻はいかんとごもっともな説教を喰らってしまった。
彼はきっと、僕の中の甘えを見抜いていたのだろう。
あるいは、こいつならちょっとくらい遅刻しても良いだろうくらいに低く見られたように感じたのかも知れない。
そんなつもりはないのだけれど。

反対に、僕自身は、誰かに遅刻されてもさほど気にならない。
事前に連絡してくれていれば全然OKだし、10分くらいだったら連絡なしでも構わない。
流石に映画とか飛行機とか時間が決まっているものでは勘弁してもらいたいが、そうでなければ1時間以上の大遅刻も許せる。
僕はどちらかと言うと、相手に甘えてもらいたいタイプなのだろう。
緊張して気遣い合うような関係は仕事だけで十分で、プライベートではもう少し緩くありたい。
だから、気軽に遅刻して欲しいし、気軽に遅刻したいと思ってしまう。
相容れない人とは、なかなかうまくいかないかも知れない。

来週また、同僚の方々とスキーに行く約束をしている。
おそらく早朝に出発することになろうが、流石にこれは遊びといえど遅刻するとまずい。
陽気に当てられて寝過ごすなんてことになれば、同僚たちに迷惑がかかるし今後の仕事にも影響するかも知れない。
などと、来週に向けて緊張感を高めようとしてみたりしている。