童貞見聞録

アラサー超えてアラフォーのセクシャルマイノリティ童貞野郎が心に移りゆくよしなしごとをそこはかとなく書きつけるブログ

2024年1月21日

連日に及び深夜作業、からの大事な発表やら飲み会やら帰省やらと続いて、結局1週間更新が空いてしまった。
これでは日記にならないと思いながらも、眠気に勝てずに倒れこんでいた。

ブログ以外にも、忙しいと色々なものが積まれていく。
急ぎでない仕事、返信していないメール、書きかけの論文、未解析のデータ、読みたい本、やりかけのゲーム、配信アニメ、テレビの録画…
重いもの軽いもの問わず、どんどんと溜まっていく。
空き時間で少しずつこなしていけば良いものを、疲れ果ててしまって、脳のリソースを極力使わない虚無スマホゲームで時間を浪費してしまう。
何年か前に「花束みたいな恋をした」と言う坂元裕二さん脚本の映画があったが、まさにあの主人公と同じ感じになる。
返す返すもあの映画は、ワークライフバランスに関する鋭い考察に満ち満ちていた。

年々、時間が足りなくなっていく。
学生の頃も、ポスドクの頃も、それなりに忙しいと思っていたはずだけど、今の比ではない。
そして、自分より上の立場の皆さんを観ていると、今の自分よりもさらに多い仕事量をこなしているように見える。
結局、熟練度や許容量に合わせて仕事量が増えていくだけで、当人の追われていると言う感覚はさほど変わらないのかも知れない。
だとすると、この先もずっとこれが続くのかという絶望と同時に、体感としてさらにキツくなるわけではないのかも知れないという妙な安堵を感じる。

それにしても、世の「普通」の皆さんは、この忙しさの中で結婚したり出産したり子育てしたりしていると言うことで、とても自分には真似できないと思ってしまう。
仕事で疲れてブログも書けないと言うのに、子どもの世話になんてできようはずもない…と思う。
でも、いざ実際に子どもを目の前にしたら、出来てしまうのかも知れない。
自分がやってあげなければ、最悪の場合、命に関わることなのだし。
そう言う意味では、この程度で疲れて何もやる気が起きないなどと言っている間は、まだまだ甘えた子どものままなのかも知れない。